七草と言えば、1月7日にお正月の疲れた胃を休めるため、
一年の無病息災を願って、七草を入れたお粥を食べますが、
鹿児島では薩摩藩時代から「七草祝い」というのがあります。
数えで七歳(元旦の時点で満5歳)の子供が対象で、
七草粥を七軒のお宅から頂きに廻り、
神社にお参りに行き、今後の成長と健康を祈るというもの。
長男のときに、七草祝いというのを全然知らなかった私。
幼稚園の先輩ママさんに
「○○君は、1月7日に七草だねー」
私「七草って七草粥を食べるのですよね?」
「そう、だから親戚や近所の方に予めお願いしておかないとね」
私「いやいや、七草なら自宅でも作れますし、大丈夫!」
「七軒分頂きに回らないといけないんだよー」
私「七草って、1月7日に胃を休めるのに七草粥を食べるってだけでは??」
「えっ!? 七草祝いを知らないの?」
私「何ですか?その行事は??」
「七草祝いって全国でやっているものだと思ってた!」
そりゃー、話が合わないはずです(笑)
幼稚園の先輩ママさんは、鹿児島独自の行事ということに
一番驚いていました!!
ただ、我が家は私も主人も(離島なので)、七草祝いを詳しく知らないのと、
近くに親、親戚が居ないので 子供達は七五三でお参りをしましたが、
双子の幼稚園のお友達でも、七五三をやらずに
七草祝いをした方がいましたよ。
それも、薩摩の伝統が引き継がれて良いですよね。
双子にも町内会からお祝いが
ありがとうございます!!
鹿児島の1月7日は、神社に振袖や袴を着たチビッコがいっぱい。
そして、1月9日は成人式だったので、鹿児島の美容室などは
嬉しい悲鳴だったでしょうね。