私の母校は、明治20年に、アメリカ人宣教師によって
創立された女子高です。
学校の敷地内にある建物が、JALの情報誌に掲載されていました。
北の伝道舎ということで。
この建物は、スイス人建築家ヒンデルによって
外国人宣教師たちの住居として建築されたものです。
大正時代に出来上がったものですが、防寒処理が施された
外壁や雨水を排出しやすい窓枠など、スイス人建築家ならではの
合理的な豪雪対策は、北海道に新風を吹き込んだ建物だったようです。
見た目の色がカボチャみたいだったので、「カボチャ館」と
私達は呼んでいましたが、本来は「旧北星女子学校宣教師館」 。
あまり気にもとめずに過ごしていたし、6年間学校に通っていて
この建物に入ったのは1回くらい。
しかし、JALの情報誌を読んでいると、国の登録有形文化財に
指定されている、素晴らしいものだったと知りました(苦笑)
学生当時は、「へぇー」って感じで、何も考えずに見ていましたが、
大人になった今、改めてきちんと見学してみたいなと。
一般公開もしているようです。
母校がこうやって紹介されると嬉しいものですね。
宗岡 真理子